SUBARU TUNING

2008年03月29日
アクセスポート3

•アクセスポート
今回はアクセスポートの機能や使用方法などについてをご案内していきます。アクセスポートは性質上、従来のSSECUに変わるチューニングコンピュータということになりますが、ユニットそのものを交換するのではなく車両上でチューニングECUをインストールするためのツールということになります。

特徴としては、ハードウェアがあるのでそれらを利用した、ライブデータ表示(ECUに入力されている各種データの表示)、自己診断機能(エラーコート読込)などが盛り込まれている点です。簡単な診断内容であれば、原因を特定しメモリクリアすることも出来ます。

■チューニングデータインストール

まずはこの機能から説明しなければなりませんが、”インストール”機能、これはECU内にアクセスポートのデータを書込む作業になります。
従来のECU交換では、ECUユニットの脱着、場合によってはメーカーへの”先送り”が必要でしたが、最近のECUはフラッシュタイプ(コラムページをご参照ください)のため、技術的には車両があれば書換えることが可能なのです。

アクセスポートはこの機能を利用し、内蔵されているイモビライザー機能付きECUでも、CPU内部のエンジン制御データだけ書換することで純正システムのままチューニングECUにプログラム書換える装置です。内蔵されているチューニングデータは、従来のスーパースポーツECU(SSECU)で蓄積された技術を元に精密にセッティング、点火タイミングや燃料噴射制御、ブースト制御など、エンジンチューニングの基本に則り、きめ細かなチューニングをすることで、幅広い実用回転域での扱い易さ、トルクフルなフィーリングを実現します。

ブースト計(GRBテスト時)
ブースト計(GRBテスト時)

  
  
■ライブデータ機能/自己診断機能

ECUとの通信によりECUへ入力されている各種数値が表示可能です。
従来は車速、ブースト、エンジン回転数のみでしたが、それに加え点火アドバンス、バッテリー電圧、吸入空気量、空燃比などの数値を表示することが出来ます。
つまり、リアルタイムにログを読み込んでいるので、アクティブなエラー(故障診断)コードの読み取りや履歴の消去などもできるので、メンテナンスツールとしても利用できます。

ライブデータ画面(点火時期)          (エンジン回転数)
ライブデータ画面(点火時期)          (エンジン回転数)

  
  
■パフォーマンス

0-100m , 0-400m の各走行時間を計測するモードです。
停車状態からの加速度を比較、各距離ごとの通過時間も表示されますので、総合的に加速特性を把握することができます。タイヤの回転数から算出される走行距離ですのであくまでも計算値ですが、実際の車速を計算するよりも客観的な評価に使用できます。
つまり、自車のチューニング度合いの目安(パーツ装着前後の比較)や、ゼロ発進時の運転技術(クラッチミート練習、シフトアップポイントの探求)などの向上に役立てられると思います。

パフォーマンステストリザルト(左:GRBノーマルデータ  右:テストデータ)
パフォーマンステストリザルト(左:GRBノーマルデータ  右:テストデータ)

データ開発テスト時には単純にデータ評価としての精度を高めるために、3000rpmでのクラッチミート発進と一般的な加速条件に固定し、プロドライバーがドライブすることで、再現精度をあげさらに複数回ずつデータ取りを行います。
こうして、条件をあわせることで、体感的な評価とは別にある一定の実走行性能の評価にも使用することができます。

  
  
■アンインストール

インストール作業の逆の機能です。
仮に車両を手放したり、何らかの事由によって修理の為、ディーラーに入庫する際などに、ノーマルデータに書き戻すことができます。アクセスポート自体は常に1台に対し使用できるようになっていますが、アンインストールをすることで、同型車にインストールすることができます。

そのため、プローバ•アクセスポートでは、車種別(世代別)に適合車種を分けることで、対応車種を判り易く分けています。

•BL/BPレガシィターボ A-Cタイプ AT/MT 共用
•GRB/GH8インプレッサターボ A-タイプ AT/MT 共用
•BL/BPレガシィターボ D-Eタイプ AT/MT 共用       etc.

今後は順次車種を拡大し、フォレスターなども含め可能な限り適合車種を増やしていく予定です。

その他、掲載内容やチューニングなどについてご希望などございましたら、
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