公式予選1

公式予選1回目は、5月21日19:30(現地時間)から約4時間にわたって行われた。

ところが、予選セッション開始直前に雨が降り出すといった最も難しい状況。
そんな状況の中、4人中もっとも”Nur”を知り尽くしたベテラン清水和夫が、#86 STI NBRインプレッサSTIのドライバーズリーダーとしてピットアウトしていく。

清水はAWDの強みを遺憾なく発揮、降雨量の少なかった序盤にタイムアタックを行なった。
その後コースは一部ドライとなったが、この時の清水が渾身のアタックで得たベストタイムが#86インプレッサの予選タイム、昨年のドライタイムからすると今年のラップはかなりの短縮が期待できる。明日の走行が楽しみだ。

その後、清水に刺激を受けたドライバー全員のクォリファイを完了、雨の走行もクリアした #86 STI NBR Challenge インプレッサは、クラス6位でこの日の予選を無事に通過。
翌22日には、日中に公式予選2が予定されている、天候は晴れの予想だ。

公式予選2

公式予選2回目は5月22日14:30(現地時間)、快晴となった金曜日の午後に行われた。
気温は20度、路面温度は30度とタイムアタックには絶好の日和となり、ニュルブルク城の上空には爽やかな青空が広がった。

今回のSTIによるニュルブルクリンク24時間レース挑戦プログラムは、地元ドイツのレース関係者の協力のもとに進められており、マシンのボンネットにはその印として両国国旗のステッカーが貼られ、スタッフ・関係者の士気を高めている。

公式予選では、4名のドライバーが改めてドライコンディションのセットアップ確認と慣熟走行を行った。
エアリストリクターによってエンジンパワーは抑えられているが、ラップタイムは明らかに昨年より速く、進化の証を感じ取ることができた。

STIのパドックエリアは、遠くアジアから挑戦を続けるチームに地元でも徐々に人気が高まっている。
日本から持ち込んだSUBARU特製「うちわ」を手にしたドイツの子供たちも”ご機嫌”の様子で、サーキットを訪れる人々が日を追うごとに増していることを体感できる。

公式予選終了間際にフレッシュタイヤを装着し、清水和夫が再タイムアタックに臨んだ。
その結果、昨年の予選タイムを大きく上回るベストタイムを記録、セットアップが順調に進んだ証しと言えるだろう。
予選終了後、コースを知り尽くした清水が、各コーナーの攻略ポイントと注意点を各ドライバーにレクチャーし、翌日に迫った24時間レースに備える事となった。

#86 STI NBR Challenge インプレッサは翌日の決勝をSP3Tクラス8番手からスタートすることとなった。